妄想の混じった鉄分ばっかり
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
キ.スお.題、じょじょにネタが尽きてきそうです。でも頑張る!
4月からずっと臨.場を見ていますが、毎週号泣です。一話なんてさ…不器用な父親と娘のすれ違いって……泣いてまう……。今週は友情だしさ……友情は反則!
でも、7月で終わっちゃうのが残念です。もっと見たい!
篠山がDTだったらいいな、とか呟いている毎日。時々ついったのTLが本気でひどい。昨日は、ね!
天然とDTは萌えの塊です。天然とDTが向き合ったらすごいんだぞ!
そんなことを言いつつ追記でキ.スお.題!
4月からずっと臨.場を見ていますが、毎週号泣です。一話なんてさ…不器用な父親と娘のすれ違いって……泣いてまう……。今週は友情だしさ……友情は反則!
でも、7月で終わっちゃうのが残念です。もっと見たい!
篠山がDTだったらいいな、とか呟いている毎日。時々ついったのTLが本気でひどい。昨日は、ね!
天然とDTは萌えの塊です。天然とDTが向き合ったらすごいんだぞ!
そんなことを言いつつ追記でキ.スお.題!
シチュ:いつもの場所
表情:「幸せそうな表情」
ポイント:「不意打ち」、「お互いに同意の上でのキス」
「お疲れー」
新大阪で博多から来たのぞみに乗り込み、車両半ばにある乗務員室に入れば、同僚が窓際を陣取り陽気に手を挙げた。よく笑うやつだ、と思う。あまりおかしくないことでも笑う彼は、その笑顔の下に様々なものを隠していると解ったのはそう昔ではない。
「あ、これお前んとこに提出する書類な」
東海道が隣に座ったところを見計らい、山陽はクリアファイルに挟んだ書類を差し出した。
「今回は遅れなかったようだな」
「いつも遅れてるみたいに言うなよ」
「わたしは事実を言ったまでだが」
慣れた押し問答を繰り広げて、東海道はクリアファイルから書類を取り出しチェックを始めた。もし訂正箇所があった場合、この場で山陽に伝え、どのように訂正するか話し合い、東京駅の執務室ですぐに訂正が可能だ。そうすれば明日名古屋に寄った際、余裕を持って提出できる。
三枚ほどA4のコピー用紙が進んだところで訂正箇所が見つかった。
「山陽、これだが……」
この書類を制作した本人へ向こうとすると不意に目元が大きな手で塞がれ、唇に何かが触れた。それが山陽の唇だとすぐに解ったのは慣れた感触だからか。少しかさついてあたたかい、それ。
慣れた感触に身動きができなくなったが、ここがどこか気付いたところでその手を引き剥がし、身を引いた。
「貴様!」
「車掌はしばらく戻ってこねえよ。乗車してすぐに車内見回りに行ったし」
「だが!」
「お前に会うの、何日ぶりだと思ってる?」
それは山陽が決済すべき書類をぎりぎりまで処理をしないからだ、と何度も口にしてもこの男の癖は直らない。ぎりぎりとはいえ期限より遅れることがないのだからしっかりやればいいものを。そう続く言葉を山陽は解っていたのだろう。大きな手が東海道の唇を塞ぎ、顔を近付け、笑みを深くする。
「お前に会えて嬉しい」
本当に幸せそうに笑うものだから、手が離れ唇が近付くのを止められなかった。
いつもの場所=車内の乗務員室、という妄想。
表情:「幸せそうな表情」
ポイント:「不意打ち」、「お互いに同意の上でのキス」
「お疲れー」
新大阪で博多から来たのぞみに乗り込み、車両半ばにある乗務員室に入れば、同僚が窓際を陣取り陽気に手を挙げた。よく笑うやつだ、と思う。あまりおかしくないことでも笑う彼は、その笑顔の下に様々なものを隠していると解ったのはそう昔ではない。
「あ、これお前んとこに提出する書類な」
東海道が隣に座ったところを見計らい、山陽はクリアファイルに挟んだ書類を差し出した。
「今回は遅れなかったようだな」
「いつも遅れてるみたいに言うなよ」
「わたしは事実を言ったまでだが」
慣れた押し問答を繰り広げて、東海道はクリアファイルから書類を取り出しチェックを始めた。もし訂正箇所があった場合、この場で山陽に伝え、どのように訂正するか話し合い、東京駅の執務室ですぐに訂正が可能だ。そうすれば明日名古屋に寄った際、余裕を持って提出できる。
三枚ほどA4のコピー用紙が進んだところで訂正箇所が見つかった。
「山陽、これだが……」
この書類を制作した本人へ向こうとすると不意に目元が大きな手で塞がれ、唇に何かが触れた。それが山陽の唇だとすぐに解ったのは慣れた感触だからか。少しかさついてあたたかい、それ。
慣れた感触に身動きができなくなったが、ここがどこか気付いたところでその手を引き剥がし、身を引いた。
「貴様!」
「車掌はしばらく戻ってこねえよ。乗車してすぐに車内見回りに行ったし」
「だが!」
「お前に会うの、何日ぶりだと思ってる?」
それは山陽が決済すべき書類をぎりぎりまで処理をしないからだ、と何度も口にしてもこの男の癖は直らない。ぎりぎりとはいえ期限より遅れることがないのだからしっかりやればいいものを。そう続く言葉を山陽は解っていたのだろう。大きな手が東海道の唇を塞ぎ、顔を近付け、笑みを深くする。
「お前に会えて嬉しい」
本当に幸せそうに笑うものだから、手が離れ唇が近付くのを止められなかった。
いつもの場所=車内の乗務員室、という妄想。
PR
◎ この記事にコメントする